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Aob@ Tohoku.Univ.-winter camp★-〜腹腔鏡手術は友達〜 報告
2022/2/23 東北大学産婦人科医局で開催
産婦人科教育担当の富田です。
いきなりですが。実は!腹腔鏡手術の件数は産婦人科がトップレベルに多いんです。しかも、その件数は右肩上がりで女性に優しくニーズが高い術式なんです。知ってました?これはもう腹腔鏡手術、練習するしかないですよね。
今回、私たち東北大学産婦人科は初期研修医向けにAob@ Tohoku.Univ.-winter camp★-〜腹腔鏡手術は友達〜を開催しました。渡邉善先生、遠藤俊先生をはじめ、7名の講師陣のもと8名の研修医の先生へドライボックスを用いた腹腔鏡下手術の基本手技の講習会を行いました。
今回はジョンソンエンドジョンソン株式会社エチコン事業部のご協力で、なんと1人に1台ドライボックスが用意され糸針も使いたい放題の贅沢なセミナーでした。
最初はまず持針器とメリーランド鉗子を持ってみるところから。みんな上手ですぐに思ったところに持針器と鉗子を動かせるようになりました。
そしていざ縫合実習へ。基本の3回結紮の練習をしました。虎谷先生が用意してくれた動画を遠藤先生が解説してからスタート。動画で見ると簡単そうに見えますが、やってみるとなかなかうまくいかなくて苦戦していた研修医の皆様。しかし、講師陣の手厚いサポートのおかげでみるみる上達していきます。最初と最後に3回結紮の手技の評価とタイムの測定を行いましたが、全員上達しておりタイムも縮まりました。
そして一番最後は講師陣も交えた縫合結紮リレー対決!肉体的な妨害はなし、音声による精神的な妨害はありという東北大ルールでの開催です。熱い戦いの末、仙台医療センター安藤先生が率いるチームが優勝し商品のお菓子をゲットしました。
最後はお弁当をいただきながら、濱田先生より東北大学後期研修プログラムの説明(と濱田先生の産婦人科医としての道のりトーク)をしていただきました。
東北大学産婦人科からはAOB @campオリジナルスクラブを参加者の皆様にプレゼントしました。今後も着るたびにAOB @campのことを思い出してもらえたら嬉しいです。次回は2022年6月頃にAOB @spring campを予定しています。今度は産科編で、模型をいた会陰縫合の実習&豚心臓を用いた帝王切開時子宮縫合の実習を予定しています!ぜひたくさんの研修医の皆さんに参加していただけたら嬉しいです。
セミナー風景
プログラム
ラパロ操作技術の評価