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海外学会報告
SGO学会報告
湊 敬道
SGO 2019 婦人科腫瘍学会議Society of Gynecologic Oncology (SGO) Annual Meetingは第50回であり、3月16〜19までハワイ、ホノルルコンベンションセンターにて開催されました。当教室より、高野先生、徳永先生、湊の三人で参加させていただきました。
開催地のご紹介は皆様ご存じであると思われますので詳しくは控えさせていただきますが、イメージ通りのハワイであり、飛行機を降りて帰国までずっと快晴でした。
さて学会内容ですが、minimal invasive surgery (MIS)の報告がやはり気になりました。
昨年のNew England Journal of Medicineで発表された子宮頸癌のRadical hysterectomy開腹術VS MIS 対比においてPFS、OSは開腹より劣っているとの報告があり、今回はそれを裏付ける報告が各国よりありました。
その代わりに、なんとかMISが優位な点を見つけようとしている発表もあり、今後のさらなる解析によりMISの適応が変化するかもしれません。卵巣癌ではSOLOプロジェクトの追加報告もありました。
徳永先生のポスターセッションもカメハメハホールにて滞りなく、無事に終了いたしました。
海外学会ならではと思われるのが、#MeToo、LGBTのセッションがあり、腫瘍学会の域まで広まっていることに衝撃を覚えました(出席できませんでしたが・・。)
ダイアモンドヘッドの頂にてワイキキビーチを見下ろし、豪快なステーキを先生方よりごちそうになりました。
学会のレセプションは想像通りのフラダンスでした。
高野先生は過密日程のため、早々に帰国されましたが、徳永先生と私は学会最終日前日まで滞在させていただきました。
レンタカーを借り、ハナウマビーチへ行き、満員のため締め出され、名もなきビーチで波と戯れ、朝食にパンケーキを食べてみてなど、一通りガイドブックに載っていることは二人で満喫させていただきました。
初海外学会ともあり、自分の英語力の足りなさを痛感し、世界に通じる研究と英語力を携え再度SGOへ参加する意思を胸に帰国の途へつきました。
最後になりましたが、学会参加の機会を与えていただいた八重樫教授をはじめ、産婦人科教室の諸先生方に御礼を申し上げたいと思います。