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海外学会報告

KSOG参加報告

只川 真理

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学会場

 2013年9月27日〜28日に韓国、ソウルで開催されたThe 99th Annual Congress of Korean Society of Obstetrics and Gynecology (KSOG)とThe 13th Korea-Japan Joint Conference of Obstetrics and GynecologyならびにThe 18th Seoul International Symposiumに日本産科婦人科学会(Japan Society of Obstetrics and Gynecology: 以下JSOG)の海外派遣プログラムの一員として参加させていただきましたので、報告致します。

  会場はソウル中心部から少し離れた所にあるGrand Hilton Seoul Hotelでした。メインのKSOGは2日間、そしてそれと平行して1日目の午前にKorea-Japan Joint Conference、2日目の午後にはInternational Young Doctor’s Sessionが行われました。KSOGの学術講演会はJSOG学術講演会より規模は多少小さく感じましたが、一般演題は腫瘍、内分泌、周産期、女性医学と多岐にわたり、韓国らしく腹腔鏡手術やロボット支援手術の演題も目立ちました。会場には若い女性の方も多くおり、日本と同じく近年の女性の産婦人科医増加を感じさせるものでした。
  今回私達はinvited speakerという形でInternational Young Doctor’s Sessionに参加させて頂きました。日本・韓国・台湾から計20名が参加し、それぞれ英語での口演でした。会場の大きさに、また韓国と台湾の先生方の流暢な英語に緊張が高まりましたが、無事発表を終える事が出来ました。台湾の先生方に「君の発表はとても良かった。今日一番ユニークで面白かった。」と言って頂きました(お世辞!?)が、英語で上手に伝える事の難しさを感じ、コミュニケーションツールとしての英語の重要性を改めて認識しました。

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JSOGメンバーと 八重樫先生と
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口演発表 韓国・台湾の先生方とソウルタワーで

 

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韓国の世界遺産 昌徳宮(チャンドックン)

  今回参加して一番良かったと感じた事は、一緒に派遣となった他大学の先生達はもちろん韓国・台湾の若手の先生方との交流を深められたことです。学会前日のpresidential dinner、総懇親会、学会最終日のYoung doctor’s night tourでは韓国・台湾の産婦人科事情の違いや専門医・サブスペシャリティ取得までの道のりなどいろいろな話を聞く事が出来ました。今回お話する事が出来たのは国を代表して来ている極一部の先生の話とはなりますが、どの国においても産婦人科医の過酷な生活(労働時間、待遇問題)、訴訟問題など多くの問題を抱えている事が分かりました。残念ながらいずれの国においても産婦人科人気は高いとは言えないようでどうしたら改善できるかといった議論まで話は盛り上がり、貴重な時間を過ごすことが出来ました。

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夜も街でおいしい韓国料理を食べました

また、3泊4日という短い日程ではありましたが、空き時間や夜も余すところなく街へ繰り出し、おいしい韓国料理を食べ、買い物をし、非常に充実した旅となりました。

今回はこのようなとても貴重な体験が出来、今後への財産となるものと強く感じています。これからも多くの若手の先生が海外派遣プログラムに積極的に参加することを期待しています。最後にこのような貴重な機会を与えてくださいました日本産科婦人科学会ならびに産婦人科医育成奨学基金に関わる皆様に深く感謝申し上げます。

 

 

 

2013年9月30日 只川 真理