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海外学会報告

2013 SGI 60th Annual Scientific Meeting 参加報告

濱田裕貴

海外学会報告平成25年3月20日から23日まで、米国フロリダ州オーランドにて開催された第60回SGI Annual Scientific Meetingに参加させていただきました。

オーランドはアメリカ東南端にあるフロリダ半島のほぼ中央に位置し、年中温暖な気候で、訪れた3月の平均最高気温は25度と、日本でいえば初夏の日差しでした。その温暖な気候を生かし、ディズニーワールドやユニバーサルスタジオなど、日本でもなじみのあるテーマパークが多く存在します。観光産業を中心とする都市とあり、日本人である我々にも、過ごしやすい街でした。

学会は、ディズニーワールドに程近いHilton Orlando Bonnet Creekで開催されました。
ホテルには、広い会議室などが多くあり、国際学会に打ってつけである上に、敷地内にプールやゴルフ場などのレジャー設備も充実しており、ビジネスにもレジャーにも最適な会場でした
(残念ながら、少壮はゴルフの嗜みは無いのですが・・・)。

 

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海外学会報告演題は、周産期・不妊・婦人科良性疾患を中心に、内容は、臨床から分子生化学、遺伝子、エピジェネティックスと多岐にわたり、臨床研究から基礎研究まで幅広く興味を惹かれる学会でした。

当医局からは、私濱田と、齋藤昌利先生、只川真理先生がポスター発表にて参加、菅原準一先生にもご同行いただき、計4人で参加いたしました。

私自身、初の国際学会参加で、「前置胎盤の娩出時期における後方視的検討」という演題でポスター発表という形で参加させていただきました。初めての英語でのプレゼンテーション・ディスカッションに緊張しておりましたが、各国の臨床医から他分野の研究者にいたるまで、多くの先生方と討論することができ、国は違えど、みな同じ疑問を抱いていることを実感するとともに、違う国や分野だからこそ見出せる新しい見解や貴重な意見をいただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

齋藤昌利先生と只川真理先生のポスター発表では、各々、様々な国や分野の先生方が訪れ、プレゼン・ディスカッションは大いに盛り上がりました。

 

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口頭演題の中では、胎盤のセッションで、Pennsylvania大学病院 Nadav Schwartz 先生の、IUGRのスクリーニングとしての胎盤イメージングという演題が、大変に興味深いものでした。
妊娠初期〜中期の胎盤の大きさを評価することで、胎児発育遅延を予測できるというもので、胎児だけでなく、付属器も妊娠初期からのスクリーニングが重要であると感じました。今後、娩出時期介入に対する検討や治療などの研究が期待されますが、将来的には、妊娠初期の胎児・付属器のスクリーニングで、その児の予後が分かってしまう、という時代が近づいてきているのかもしれないと、実感させられました。

 

昨年に比べ、当医局から参加するメンバーは若返り、世代交代(?)を果たし、学会の空き時間などにも、アクティブに活動をしておりました。

3月22日の夜には、地元オーランドを本拠地にするNBAチーム、オーランドマジックのバスケットボールの試合を観戦いたしました。試合は、前半30対45にまで開いた点差を、3rdクォーターで一気に逆転までこぎつけましたが、最終クォーター失速し、残念ながら、89対97で敗北しました。

ただ、観客の熱気、ハーフタイムなども含めたエンターテイメント、何より、バスケットボール本場ならではの臨場感などを感じ、学会に勝るとも劣らない経験をすることができました。

SGIは産科領域の世界的な研究者や革新的なドクターが一堂に会する場所で、世界最先端の研究を感じることもできれば、普段の臨床の何気ない疑問にもヒントをくれる場でもあると実感しました。

是非、今後も、老若男女問わず、積極的に学会に参加し、世界への情報発信、世界情勢の把握に努めたいと、強く思いました。

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