◆ カトレアの森 お食事会

日時 2015/12/10(木) 11:30~15:00
場所 「みちのく伊達割烹 菜時季 大原」 
内容 花膳

前回は土曜日に開催されたお食事会でしたが、今回は平日の開催といたしました。今回も少なめの人数ではありましたが、仲間同士の語らいは、時が過ぎるのを忘れさせ、いつも大いに盛り上がります。まだ参加されたことのない方にも、ぜひ一度いらしていただきたいです。


◆ 第11回カトレアの森総会(活動報告会) ・ 「髙山 真先生 特別講演会」

日時 2015/11/14(土)11:00~14:20
場所 東京エレクトロンホール宮城 6階601会議室 (宮城県県民会館)
参加費 無料

お陰様でカトレアの森は、2015年で開設10周年を迎えました。
今年も、無事に総会・特別講演会を開催することができましたこと、そしていつも、大変多くの皆様方から沢山の温かいご支援や励ましを頂戴しておりますことに、心より厚く御礼申し上げます。

◇11:00~ 活動報告会:カトレアの森・会員のみ
平成26年度(平成26年10月~平成27年9月)の事業報告・収支決算報告、並びに平成27年度(平成27年10月~平成28年9月)の事業計画・収支予算・役員について、ご報告並びに発表をさせていただきました。
平成27年度も引き続き阿部が会長を務めさせていただき、2名がスタッフを退き、新しく2名のスタッフを迎える形で、人数は変わらず、総勢7名のメンバーで運営にあたらせていただきます。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

◇13:00~ 東北大学病院 総合地域医療教育支援部 副部長 准教授
漢方内科 副科長 医局長 外来科長
髙山 真先生 特別講演会 『がんに負けない食生活・体つくりから、漢方によるサポートまで』

特別講演会では、東北大学病院漢方内科の髙山 真先生よりお話をいただきました。
髙山先生のお話は会報のダイジェスト版としてこちらに掲載しておりますので、詳細をご確認ください。
どうぞご参考にしていただき、体力や体調の維持・調整にお役立て頂ければ幸いです。


◆ 第3回 カトレアの森 お喋りカフェ

日時 2015/10/7(水) 13:30~15:30
場所 外来棟 1階 キャンサーボード室
内容 「お喋りカフェ」

フラッとお立ち寄りいただけるカフェを開催いたしました。
(お話しにくい方、緊張してしまう方は、皆の話を聴いているだけでも大丈夫です)


◆ 第59回 カトレアの森 茶話会

日時 2015/9/17(木) 13:30~15:30
場所 外来棟B 1階 がんセンター キャンサーボード室
内容 「アロマセラピー」 ~自分で好きな香りのトリートメントオイルを作ってみよう!~
講師 東北大学病院看護部 アロマセラピー同好会の看護師さん5名

昨年とても好評だった「アロマセラピー」の茶話会をぜひまたやってほしいという声を頂戴し、再び看護部・アロマセラピー同好会の皆様の御協力をいただき、お陰様で2回目の開催が実現しました。レモンのハーブティーをいただきながら、素敵な香りに包まれ、わいわいと楽しい癒しの時間を過ごすことができました。

精油(エッセンシャルオイル)選びは効能も選択のポイントになる他、自分で心地よいと感じるものを選ぶのが一番よいそうです。この作業がとても楽しく夢中になり、初めて会った同士のお互いの距離も一気に縮まる感じです。(ただし、光感作作用(使用後すぐ日光にあたるとシミになる)や、てんかん、ホルモン治療中などには禁忌となる精油もあるので注意し、必ず医師にご相談の上、許可を得てご使用くださいとのことでした)
後半は、作ったトリートメントオイルを使い、二人組でハンドマッサージを行いました。この間、同好会の看護師さん方も参加者の中をまわって、マッサージして下さいました。血行が良くなり、お陰様で腕も気持ちも温かくなりました。
お忙しい看護師さん方が、これだけの人数でいらしていただくには、勤務の調整やご準備等、色々なご苦労がおありだと思いますが、こうして快く御協力を頂き、本当に有難いと思いました。


◆ 第2回 カトレアの森 お喋りカフェ

日時 2015/8/19(水) 13:30~15:30
場所 外来棟B 1階 キャンサーボード室
内容 「お喋りカフェ」

4月に続き、2回目のお喋りカフェを開店し、前回より多くの方にご参加いただきました。
今回はスタッフ手作りの可愛い布製の小袋にお菓子を入れてお渡ししたところ、皆様にとても喜んでいただきました。カフェは時間があっという間に過ぎるほど、色々なお話が飛び交いました。
(お話しにくい方、緊張してしまう方は、皆の話を聴いているだけでも大丈夫ですよ)


◆ 第58回 カトレアの森 茶話会

日時 2015/7/16(木) 13:30~15:00
場所 外来棟B 1階 キャンサーボード室
内容 「婦人科がんの放射線治療 後遺症とその対策」
講師 東北大学病院 放射線治療科准教授 松下晴雄先生

婦人科がんの治療法のひとつに放射線治療があります。もちろん治療はとても大切ですが、もし後遺症が起こると、治療後のQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)を低下させてしまいます。今回の茶話会では、放射線治療によってみられることの多い後遺症、起きてしまう原因、対策についてお話を伺いました。

婦人科がんに対する放射線治療には「外部照射(全骨盤腔照射)」と「腔内照射(RALS:ラルス)」がありますが、その照射の方法は、完全な治癒を目的とした「根治的放射線治療」、再発予防を目的とした「術後照射」(予防域・残存病変など)、がんによって起こる様々な症状緩和を目的とした「緩和照射」(再発例・根治困難例)等があり、治療目的別に線量が違うことを伺いました。

みられることの多い後遺症には、照射後一ヶ月までに出現する「急性期有害事象」のほか、数か月~数十年で発生することのある「晩期有害事象」があります。
その晩期有害事象のうち「排便時出血(下血)」「むくみ・浮腫・リンパ浮腫・下腹部の腫れ」「おなかの具合が悪い・便秘 あるいは下痢」「血尿 (多くは出血性膀胱炎と診断される)」「ほてり・発汗」という5つの各症状について、どうしておきるのかということと、その対策について、詳しくお話をいただきました。これらの症状は、現実に起きてしまうと外出もしにくくなり、非常に辛いものですが、症状とどうにか上手く付き合う方法を見つけ、医師とよくお話し、切り抜けたいものです。お話の最後は「晩期有害事象が出現しないように治療の質を高める事が大切であり、放射線治療の技術進歩は続いています!」という、松下先生の心強いお言葉で締めくくられました。


◆ 第57回 カトレアの森 茶話会

日時 2015/6/18(木) 13:30~15:30
場所 外来棟B 1階 キャンサーボード室
内容 「最近の卵巣がん診療について」
講師 東北大学病院 産婦人科 重田 昌吾先生

産婦人科の重田昌吾先生にお越しいただき、卵巣がんの診療について詳しく伺いました。
卵巣がんの組織型の説明、現在行われている治療法やその特徴、初回治療での目標、もしも再発してしまった時の治療、新規採用薬剤・アバスチンについて、「遺伝性乳がん卵巣がん症候群」について等、お話は多岐にわたりました。

質疑応答では沢山の質問が寄せられ、重田先生は、一つ一つの質問にとても真摯にご回答下さいました。また、参加されていたご家族の方からもご質問を頂戴し、その時には、先生のみならず、一緒に心配して下さったご参加の皆様方が懸命にご家族の方を励まされ、気持ちを理解しようとなさり、アドバイスやご自身の体験をお話してくださって、とても温かい空気が流れていました。まさに本来の患者会らしい温かな会となり、とても有り難い気持ちになりました。大変な治療を体験されていらっしゃる方からの親身なアドバイスは、ご質問下さったご家族や、そこにおられた皆様のお心に強く響いたことと思います。
ご参加いただいた人数も多く、皆様の関心の高さがうかがえるとても活発な茶話会となりました。

⇒ お話の詳細は、こちらの会報ダイジェストにてご確認下さい。


◆ カトレアの森 お食事会

日時 2015/5/23(土) 11:30~15:00
場所 「びわね」
内容 お食事会(もてなし玉手箱)

前回の食事会は木曜開催でしたので、今回は平日に参加出来ない方がお越しになれるようにと、土曜日の開催といたしました。少なめの人数とはなりましたが、そのかわり、万遍なく色々な方と会話を楽しめた会でした。席は掘りごたつ式で、向かい合わせに座る横長のお部屋でした。最初は近くの方と2つ3つに分かれ、会話が盛り上がっていましたが、時間が充分ありましたので、途中、遠征してお話に歩いて下さる方が複数おられ、終始、和気あいあいとした良い雰囲気でした。

治療体験、副作用の話の他、筋金入りの楽天ファンの方々がいて話が大いに盛り上がり、カトレアの森の中に楽天支部を作ろう!と張り切っていらっしゃいました。関心の高い共通の話題にとても楽しそうで、皆さん方の出会いに嬉しい気持ちでした。


◆ 第1回 カトレアの森 お喋りカフェ

日時 2015/4/15(水) 13:30~15:30
場所 外来棟B 1階 キャンサーボード室
内容 「お喋りカフェ」

会員様へのアンケート結果で、「ふらっと気楽に立ち寄れて、同じ病を体験した皆とお喋りできる場所があったらいいな」とのご要望を複数いただきました。そこから始まったお喋りカフェ企画は、4月15日に初開店しました。時間内の出入りは自由。予約は不要で、気が向いたら立ち寄れる。(ご自身の体調の予測がつきにくく、申し込んで参加が出来なくなったら、会に迷惑をかけてしまう、と心配して下さる方が多いのです。でも、お互い様ですから、このほかの、予約が必要なイベントでも、気を遣わないでくださいね。大丈夫ですよ。)

お茶とお菓子を準備し、果たして皆さんはいらしてくださるだろうかと、初の開催にスタッフもドキドキしながら時間を迎えました。結果、時間差で数名の方がいらしてくださり、嬉しくお迎えしました。まだ手探り状態ですが、今後も定期的に続け、足を運んで下さった方にご満足頂けるよう、素敵なカフェにしていきたいと思います。


◆ 第56回 カトレアの森 茶話会

日時 2015/3/14(土) 10:30~12:30
場所 東病棟17階 リハビリ室
内容 「リンパ浮腫の運動療法」
講師 東北大学病院 肢体不自由リハビリテーション科 古澤 義人先生 
              リハビリテーション部 理学療法士 坪田 毅 先生 ・ 又城 桃子 先生 
                  作業療法士 高橋 久美子 先生 ・ 宍戸 祐介 先生

 リンパ節郭清手術や放射線療法を受けた後、リンパ浮腫になる場合があります。これは皮膚や感触の変化に気が付いてから早めに正しい対処をすれば、酷くならずに済むことが殆どです。
カトレアの森では、これまで3回に亘り、リハビリテーション科の古澤 義人先生をはじめ理学療法士・作業療法士の先生方からセルフケアを中心にリンパ浮腫への対処を教えていただきました。
4回目の今回は、リハビリテーション部主催の「リンパ浮腫セミナー」との共催ということで、「運動療法」を中心にご指導をいただきました。

まずは古澤先生よりご講話で、リンパ浮腫の基本から、運動療法の種類と方法、7つのロコモーションチェックの基準、運動療法実施上の注意点等をお伺いしたあと、理学療法士・作業療法士の先生方による実技指導となりました。まずは運動機能の測定をしましたが、これは大人になると、なかなかやる機会がないので、新鮮な気持ちで、会場も盛り上がった雰囲気でした。
この茶話会の模様は、こちらの会報ダイジェストにてご確認下さい。

リンパ浮腫には、悪化してしまう要因と、改善できる要因とが存在しますが、改善要因が悪化要因を上回ることが出来れば、リンパ浮腫の症状は改善に向かうことが出来るはず。
リンパ浮腫改善の為の運動療法は、継続することが大切です。家事をしながら、テレビを見ながらなど、日常生活に組み込んでやってみましょう。
また、有酸素運動(ウォーキング、自転車、階段運動)も推奨されています。体重増加はリンパ浮腫の悪化を招くので、運動を行い、体重をコントロールし、良い状態を保ちましょう。


◆ 第55回 カトレアの森 茶話会

日時 2015/2/19(木) 13:30~15:30
場所 外来棟B 1階 がんセンターキャンサーボード室
内容 「ウィッグの選び方やお手入れ・頭皮ケアのこと」
講師 毛髪技能指導士 小笠原 ゆかりさん

 化学療法(抗がん剤治療)では、使用するお薬によって脱毛の副作用が起こります。これは、女性にとって特に苦痛が大きいものです。戸惑わずに心構えをもって対処することが出来るよう、ウィッグの準備から頭皮のケアまで、毛髪技能指導士の小笠原ゆかりさんにお話を伺いました。

 脱毛は、抗がん剤の投与開始から、10日~20日ほどで始まると言われています。茶話会に参加出来なかった皆様にも、お話を参考にしていただければ幸いです。
⇒ お話の詳細は、こちらの会報ダイジェストにてご確認下さい。