日時：2007/12/13（木） 12:00～14：00　
場所：和食　波奈　定禅寺通り店
参加費：2000円

お楽しみ企画のひとつとして、年の締めくくりに行われたこの会。和食のお店のランチは内容も豪華。舌で味わいつつ、目で楽しむことも出来、お喋りにもいっそう花が咲きました。
こういう場は、生きる活力になる気がします。
参加された方からは「入院中は本当に辛くて、まさかその後にこんな豪華な食事を皆と
一緒に食べられるなんて！生きててよかった…！」という声さえもありました。
　 そして、今まで何にも参加したことがなかったけれど、今回の企画だったら…と思い、
初めて足を運んでみました、と仰って下さった方もいて、その方からは、
「今までひとりで悶々としていたけれど、こうして皆の話を聞いたり、自分も初めて心の内を話すことが出来、本当に救われた気がして感激しました」というお声を頂戴しました。

日時：2007/11/15（木） 13:00～15：00　
場所：新東病棟７階　ＳＧＴ室
内容：｢婦人科がん治療で生じるWOC＜創傷・オストミー・失禁＞｣
講師：WOC看護認定看護師　熊谷英子先生
参加費：200円（年会費納入者は無料）

病気の状態によっては、治療後にストーマ（人口肛門・人口膀胱）を必要とする
場合があります。経験していないとわからないことが多く、知る機会も少ないのが現状で、
皆様からも勉強したいとの声が多く寄せられていました。そこでこの回は、東北大学病院に
2003年１０月に開設されたWOCセンターより、皮膚・排泄ケア認定看護師の
熊谷英子先生にお越し頂き、ストーマケアについてお話いただきました。

内容は、｢各科の担当疾患｣｢診療の週間予定｣｢ストーマとは？｣｢ストーマの種類｣
｢皮膚障害への対策｣｢食生活の工夫｣｢入浴｣｢運動｣｢旅行｣｢就学・就労｣｢性生活｣
｢災害時の備え｣｢ストーマ用品の廃棄｣｢サポートシステム｣など多岐に亘り、スライドでも
具体的に紹介していただきまして、大変解りやすく、勉強になりました。

　スライドのところどころに、カトレアにちなんだお花を入れていただいており、とても嬉しく、
お話もわかりやすく明るくて、たくさんの方にもご参加いただけたので、とてもよかったです。
盛りだくさんの資料も、大変ありがたかったです。

日時：2007/10/14（日）13:00～15:30
場所：仙台市市民活動サポートセンター
参加費：無料

◇13：00～　総会（カトレアの森・会員のみ）
会員の皆さまに、平成18年度の事業報告・収支決算報告を致しました。
並びに平成19年度の事業計画案・収支予算案を発表し、ご承認いただきました。
引き続き、会則の改正について発表し、役員の改選を行いました。
新体制も決まり、ますます息の長い温かい会を目指そうと、皆の気持ちがひとつになりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

◇14：00～　川島孝一郎先生　特別講演会｢在宅生活を支える緩和ケア｣
　 ５月の講演会において大変好評でしたので、再び川島先生よりご講演いただきました。
今回は在宅医療の実践的事例のご紹介と、痛みのコントロールについてのお話が中心でした。
詳しい資料も交えてご紹介いただき、川島先生の熱意溢れるお話に、患者としてとても
心強い思いがいたしました。

また質疑応答の時間では、在宅医療への具体的な質問について、川島先生より、
大変丁寧にお答えいただき、大変充実した講演会でした。

日時：2007/9/13（木） 13:00～15：00　
場所：新東病棟７階　ＳＧＴ室
内容：患者同士の交流会
参加費：200円（年会費納入者は無料）

日頃の悩みや体験など、同じ病気の体験をした者同士だからこそ
お話ができる、理解がしあえる、ということがあるのではないかと思い、
今回は患者同士のお話会を行ってみました。

同じ婦人科がんと言っても、病気の部位により、治療法や経過や、治療後の悩みなどが
異なってくる為、部位別のグループに分かれ、それぞれが、心の中にくすぶっていた思いを
吐き出したり、他の患者さんの悩みに耳を傾けたりしました。
自分の体験をお話し、わからないことを他のみなさんから教えていただいたりしたことで、
不安が解消され心が軽くなったり、励ましたり励まされたり、あっという間の２時間でした。

この作業で、身体もきっと浄化され、今後の意欲にも繋がる、という手応えを感じました。
皆さまにもたいへん好評だったようです。

日時：2007/7/12（木） 13:00～15：00　
場所：新東病棟７階　ＳＧＴ室
講師：産婦人科医師　永瀬 智先生
参加費：200円（年会費納入者は無料）

「初回治療後の経過観察における各種検査の意味は？」（腫瘍マーカー、
ＣＴ検査、ＰＥＴ検査等）と題し永瀬 智先生よりお話を頂きました。

経過観察の目的から始まり、病気ごとの毎回の検査の中身や方法・判断基準、
腫瘍等の画像への現れ方、ＣＴ・ＭＲＩ・ＰＥＴ検査のそれぞれの特徴や
長所・短所（向き・不向き）、次回検査までの間隔、腫瘍マーカーについて等、
非常に詳しく教えて頂き、とても中身の濃い勉強ができました。

我々にとって経過観察は重要なことですから、その後の質疑応答の時間で、
抱えていた疑問を解消できるまで先生に質問し、不安がなくなるまで教えて頂けた
ことはとても有り難い機会でした。どうもありがとうございました。

日時：2007/6/23（土） 13:00～15：00　
場所：仙台市　市民活動サポートセンター
参加費：200円

　もうすぐ七夕！ということで、今回は皆で七夕飾り製作をしてみました。
伝統の仙台七夕飾りの七つ道具「短冊」「紙衣」「折鶴」「巾着」「投網」「くずかご」「吹き流し」。
全てを時間内に作り終えることは出来ませんでしたが、さすがみなさん、とても器用で！
一生懸命に作るうちに、段々と皆が無口になり、黙々と作業に没頭する姿が印象的でした。
手先を動かし、よい刺激にもなりました！
※製作指導、材料提供において全てお世話になりました『まどか荒浜』の崎野様、
本当にありがとうございました。

希望者を募り、秋保温泉　ホテルニュー水戸屋に行って参りました。
幸いお天気にも恵まれ、目に飛びこむ新緑の美しいこと!!　心が洗われるようでした。
お部屋に入り、のんびり歓談のあと、お昼には美味しいお料理をいただき、和気藹々
ますますお話も弾んで、とてもいい交流の場となりました。

日頃の茶話会や勉強会とはまた違う感じで、自然に触れ、解放感・開放感！？にも
溢れ、とてもいいリフレッシュの機会となったのではないでしょうか。
婦人科の研修医の方もご参加くださり、気さくに楽しくお話しすることが出来、
和やかムードに包まれたとても楽しい一日でした。何種類かある温泉も、格別でした！

そして近くの「さいち商店」の有名な おはぎ！それももちろんゲットしてきましたよ（笑）
また今後もこういう機会を作りたいと思います。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
今回参加できなかった皆さま、次回はぜひ一緒に参りましょう♪

日時： 2007/5/20 （日） 14:00 ～ 15:30
場所： エルパーク仙台 セミナーホール
講師： 仙台往診クリニック院長　川島 孝一郎先生
参加費：無料
参加者：58名

今回は、在宅緩和医療の第一人者でいらっしゃる川島孝一郎先生をお招きして、
緩和ケアについてお話をしていただきました。講演会のテーマを考える時に、ちょっと
重いかな・・という気持ちもあったのですが、過去のアンケートで皆さまに伺ったところ、
とても要望が多く、関心の高いことがわかりました。

講演の内容は、「退院計画：在宅導入のコツ」「臨終期の心構えと対応」について等。
ビデオ・スライドも混じえ、とても熱心にお話いただき、時間が足りないほどでした。
その後のアンケートでも、もっと続きが聴きたい、というお声を頂戴しておりますので、
次は質疑応答の時間も確保し、またお話をいただけるようにと考えています。
講演の資料以外に参考資料として、「あなたの家へかえろう」「生命保険の特別知識」
等が配布されました

講演会の模様

　今回は前回とは場所を変え、同じテーマで再び、がん化学療法看護認定看護師の五十嵐厚子先生にお越しいただき、『化学療法の副作用のセルフケア』についてお話して頂きました。

平日にお越しになれない方にご参加いただけたこと、前回より少人数だったため、アットホームに
質問が飛び交ったり、お話を伺うことができたことなど、よかったと思います。

　今回はがん化学療法看護認定看護師の五十嵐厚子先生にお越しいただき、『化学療法の副作用のセルフケア』についてお話して頂きました。
婦人科がんの化学療法は、長期に亘ることが多く、副作用もその分きついと言われます。
しかしこうして教えて頂き、知ることで、少しでも安心して治療が受けられるようになればと思います。

「化学療法センターと婦人科の連携」「化学療法とは？」「婦人科の主な治療と治療薬」「副作用」
「認定看護師の役割」などをテーマにお話を伺い、たくさんの質問にもお答えいただきました。

　今回は栄養士の稲村なお子先生にお越しいただき、『バランスのとれた食事』についてお話をして頂きました。昨年7月の第5回茶話会に於いても、とても好評で、皆さまからぜひもう一度とリクエストを頂戴したテーマです。治療後は食事の中身や食べ方に注意が必要な上、毎日の生活の中で欠かせないことですから、関心も高いようです。

「バランスのとれた食事の摂り方」「腸閉塞気味の人は水溶性食物繊維を中心に」「野菜の
皮や筋は除き、繊維は断ち切り、細かく切って」など、私たちに合った、身体に負担の
少ない食事方法を教えて頂き、皆さんも活発に質問されていました。

　今までの茶話会は木曜日開催がほとんどでしたが、平日だと参加できないという方もおられる為、土曜日の開催を実施してみました。内容は第10回と同じく、｢リンパ浮腫｣について。今回も、仙台の晩翠通り治療院より、医療徒手リンパドレナージセラピストの柴田克美先生にお越しいただき、お話と実演をしていただきました。

初めての病院外での茶話会土曜日開催、何人の方にいらしていただけるか不安でしたが、今回も大変多くの皆様にご参加いただき、質問なども活発に飛び交いました。

　がんの治療後に｢リンパ浮腫｣を発症する場合があり、その症状とケアにはとても悩まされます。
そこで今回は、｢医療リンパマッサージ｣（医療徒手リンパドレナージ）と題して、仙台の晩翠通り治療院より、医療徒手リンパドレナージセラピストの柴田克美先生にお越しいただき、｢リンパ浮腫について」や、その治療法をお話いただきました。後半では、セルフケアについて実際にモデルさんを使い、実演していただきました。

とてもたくさんの方々にご出席いただき、悩んでいる患者さんが多く、関心の高い話題であることを実感しました。リンパ浮腫はできるだけ早めの適切な処置とセルフケアが大事です。セルフケアは正しく学び、気楽に気長にやっていきましょう♪

　11月の茶話会ご参加の皆様からとても喜んでいただいたことから、その際に参加できなかった方々にも聴いていただけるようにと、今回も東北大学病院産婦人科医師の吉永浩介先生より、「好中球減少症について」お話をいただきました。

　「好中球とは何か？」「日常生活の注意点」「好中球を増やすお薬」などなど、前回より更に踏み込んだわかりやすいお話に皆で頷き、たくさんの質問も飛び交いました。とても勉強になり、日頃の診療時にはなかなか得られないとても貴重な機会でした！