｢この１年がんばってきた自分にご褒美を♪｣と題し、楽しむ会を目指しました。
まずは皆でクリスマスオーナメント作り♪ 広い部屋の中央には、皆で飾り付けられた大きなクリスマスツリーが明るく輝き、とても温かく会場を包んでくれました。

　次に、仙台在住のシンガーソングライター、比嘉ひろ音さんのトーク＆ミニライブ。トークの中ではユニークな発声方法を教えていただき皆で実践しました。さらに、比嘉さんの魂から訴えるような力強い歌声、親子や命、母という生きる源をテーマにした歌詞が会場中に広がって、思わず涙が・・という場面も見られました。その後は比嘉さんとピアニストの諸沢さん、吉永先生を交え、お楽しみの懇親会。美味しい｢石井屋｣さん特製のかぼちゃや、フルーツのサンドウィッチなどなどでお腹を満たしながら、楽しい歓談が続きました。そして帰りには美味しい手作りケーキのお土産！ 本当に、心もからだも満たされた一日でした♪

日時：2006/11/16 13:00～15：00
場所：東北大学
参加人数：10名+医療スタッフ
参加費：200円

　 東北大学病院産婦人科医師の吉永浩介先生より、「好中球減少症について」お話いただきました。抗がん剤治療による副作用のお話とあって、入院患者さん（なんと！点滴を受けながら！）の参加がありました。

　 「好中球とは何か？」から「日常生活での注意点」など幅広いお話を、医学には素人の私たちにわかりやすいように噛み砕いてお話いただきました。体験した（体験中の方も）ことなので、この時とばかりに質問が飛び交いました。特に日常生活のことや、食生活の注意点では、初めて聞くことも多く驚きの声があがりました。

日時：2006/10/19 13:00～15：00
場所：東北大学
参加人数：９名+医療スタッフ
参加費：200円

　10月5日の向井亜紀さんの講演会の熱が未だ冷めずといった感があり、当日参加できなかった方への報告も含めて、裏話などをして盛り上がりました。
　 また今回は、特にテーマを設けず思い思いに話をしましたが、今後のカトレアの活動について貴重なご意見など、沢山頂けました。お勤めをされている方、小さいお子さんのいらっしゃる方など立場によっての悩みがあります。そんな様々な立場に対応できるよう検討していきたいと思いました。

　余談ですが、茶話会後、東北大学婦人科の新病棟を見学いたしました。古くて趣きのある（？）旧病棟に比べ、数段明るい病棟。廊下は以前の倍以上の幅があったように感じました。また、隣の息遣いまで聞こえそうなくらい狭かった病室は、広々ゆったり。大きく重いテレビも、ビデオ＆DVDデッキ付の液晶に！各部屋に洗面台やトイレも完備されており、見学者一同おのぼりさん状態でした。心なしか、ドクターはかっこよく、看護師さんは美しく見えたような・・・。

日時： 2006/10/5 （木） 15:00 ～ 17 ： 00
場所： 仙台市 福祉プラザ
参加人数：１３８名　（　会員３０名　＋　一般８６名　＋　医療スタッフ２２名　）
参加費：無料（講演会のみ）、 1000 円（懇親会参加）

第一部　 向井亜紀さん特別講演会

　向井亜紀さん。スラッとしてとてもお美しく、気さくで飾らないたいへん素敵な女性でした！
病気を体験されいろんな想いや出来事を乗り越えてこられたと思いますが、それがまた今の強さや優しさ、そして益々の明るさに繋がっていらっしゃるのですね。
講演会の壇上では、包み込むような優しさで以って会場の皆さんに語りかけ、時に笑い、
そして時に涙ぐみながら、いろいろなお話をしてくださいました。

「がんで大切なことは、１に早期発見。 ２番目は心の持ちよう！」
　　 これを著名なお医者様から教わり、次のようなことも実践されているとか！

①小さなノートを用意（ 100 円くらいで買えて、どこにでも持ち歩けるようなもの）
②そこに自分のやりたいことを１００コ書き出す！（それは自分の直筆で書き、声に出して読み、それを自分の耳で聴く。これが大事とのこと。）
③実現できたら、その上に一本線だけをサッとひく。（文字があとからでも見えるように）
④これをどんどん繰り返して、常にやりたいことを１００コ満杯にしておく！
（その為にもなるべく実現しやすいものがいいよ、とのお話。）

　それから何でもいいから楽しいことを思い描いたり、自分が気持ちよくなるイメージトレーニングは重要だよ、ということも教わりました。
　 例えば好きなタレントさんを思い浮かべ、そして想像する。
もしそこからその人が入ってきたら、、、そして自分へ近づいてきて、こう語りかけてくれたら、、、！　など、そういうことでも何でもいい。
その時に胸が高鳴り、わくわくドキドキしたりすれば、自分の身体の中でもいろんなよい変化が起きてくれている。う～ん、想像しただけで楽しいではありませんか！！
　 それから、自分の身体を労わること。身体の声に耳を傾けること。自分を嫌いにならない事。自分を好きになること。大事だよ、と。
　 向井さん、楽しいお話や、寿命を延ばす魔法、私たちが心穏やかにほんわかするような素敵なエッセンスを、本当にありがとうございました！

第二部　 第２回カトレアの森総会

向井亜紀さんのトークの熱気も覚めやらぬまま、「カトレアの森」の総会を行いました。半年間手探り状態で活動してきたものを、末永く、大きな輪にしてゆくために「会則」や「予算」、「役員」などを決めました。
詳しくは「入会のご案内」をご覧ください。
これからの会の発展を期待して、スタッフも頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。（＾＾） /

第三部　 懇親会

本当に限られた時間でしたが、向井亜紀さんも入っていただき会場は向井さんを目当ての「大・撮影大会！」と化してしまいました（爆！）
彼女本当に綺麗でした。そしてとてもスリムで・・・・ウラヤマシイ！
皆さんも真近かで向井さんとお話できて、感激いっぱいでした。
向井さんはご自身のブログで今日のことをコメントされています。＊参照↓

午後の短い時間のため、お料理は“勝山館”特製のスィ - ツの数々（ケーキ・フルーツ）と軽めのオードブルに飲み物はコーヒー・紅茶などソフトドリンクを用意しました。
もー食べ切れなくて「お持ち帰り」したかった・・・・会場はカトレアの森の会員だけでなく一般の方も多数参加され、とても和やかな会となりました！

＊向井亜紀さんブログ　１０月６日「仙台＆新幹線からのお土産」より
講演や、その後の懇親会でお会いした皆さんの笑顔が、非常に穏やかだったことも印象に残りました。
ほぼ全員が、婦人病あるいは不妊治療の経験者である会だったのですが、あの温かい雰囲気は、宮城県独特のものなのか、同じ悩みを共有する横のつながりを持たれた女性たちだからなのか、はたまた、こういった会を作るにあたり、婦人科医が積極的にバックアップを行っている環境も理由になるのだろうか、・・・などと、帰りの新幹線の中で、思いを巡らせてみた向井でありました。
皆さん、どうぞどうぞご自愛さなり、その ( 苦しみを乗り越えてきた上で ) ふんわり湛える微笑で、これからもたくさんの人を幸せにしていってくださいませ。
懇親会からお暇しようと歩き出した私へ、「私、 78 歳です。肺に転移してしまったんですけど、まだまだ頑張りますね」と、最後に握手を求めてくださった女性のローズピンクの口紅が、本当に素敵に似あってらして、・・・もう廊下で泣いちゃいました。
ありがとうございました。

◆ 第３回　カトレアの森　茶話会

◆ 第2回婦人科がん患者会（茶話会）

◆ 第1回婦人科がん患者会